小学館文庫
遠ざかる家
あらすじ
歯科医・和也は、一人暮らしを続けている。実家の父親の看病を名目に妻は長期不在、大学生の二人の息子も家を出ている。三歳になる猫と気侭な生活を続けていたが、兄・靖彦がアルコール依存症のため緊急入院したことで、物語は動き出す。記憶の底に留まる、ゼラニウムを描いた一枚の油絵を発端に、幼少期の記憶を紐解いていく兄。やがて、その絵は、亡き父が描いたものであることへと逢着する。そして、ゼラニウムとともにその絵に描かれていた少女は、戦時中に五歳で亡くなった叔母であることがわかる。同じく五歳で亡くなった彼らの妹と同じ、明子という名のー。
価格を比較する
| レーベル | 小学館文庫 |
|---|---|
| 出版社 | 小学館 |
| シリーズ | 小学館文庫 |
| 発売日 | 2012年11月1日(木) |
| ISBN | 9784094087680 |